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【働くママ・パパが知っておきたい】子育てと仕事を両立させる方法

 

子育てをしつつ働くパパ・ママにとって、子育てと仕事の両立は永遠の問題です。

わが子は可愛いものの、仕事が忙しすぎると余裕がなくなってそう思えなくなることも・・・

本記事では、子育てと仕事のバランスのとり方や、両立するための考え方、筆者自身の経験を交えて解説していきます。子育てと仕事の両立に悩めるパパ、ママは、ぜひ参考にしてください。

 

目次

1.子育てと仕事の両立が難しい理由

  01.ストレスが蓄積される

  02.プライベートな時間がない

  03.サポートが受けられない

2.子育てと仕事のバランスのとり方

  01.優先順位を決める

  02.プライベートな時間を作る

  03.家族や職場、公的サービスのサポートを受ける

3.子育てと仕事の両立に役立つ考え方

  01.自分自身を大切にすること

  02.完璧主義を捨てること

4.まとめ

 

1.子育てと仕事の両立が難しい理由

子育てと仕事を理想通りに両立することは非常に難しいです。下記に3つ理由を上げます。

 

 01.ストレスが蓄積される

ストレスが蓄積されることが、子育てと仕事の両立が難しい理由の1つです。

 

子育て、仕事ともに、ストレスを感じることは少なからずあるでしょう。「子供の癇癪がひどくて手が付けられない」「仕事で上司に叱られる」など、様々なケースが考えられます。

1つ1つは小さいことでも、重なることで身体的・精神的に影響が出ることもあります。たとえば、仕事でうまくいかなかった日に、子供がわがままを言って爆発してしまったというケースもあります。

このように、ストレスが蓄積されると、子育てと仕事の両立がますます困難になってしまいます。

 

02.プライベートな時間がない

プライベートな時間はほぼないことも、子育てと仕事の両立が難しい理由です。

 

子育ての時間は、保育園などで外で預かってもらっている以外の時間すべてが対象です。また、子供によって夜泣きなどがあれば夜も気が抜けません。

一方、仕事の時間について勤務時間は決まっているため、ある予想はできます。ですが、仕事が忙しい時や業務に慣れていない間などは、始業前・終業後にも仕事について考えることもあるでしょう。

つまり、子育てと仕事をしている人は24時間稼働している状況といえるでしょう。

プライベートな時間が取れないと、子育てと仕事を両立し続けるのは難しくなります。

 

03.サポートが受けられない

周りからの適切なサポートが受けられないと、子育てと仕事を両立するのが難しくなります。

 

子育てにおいて、パートナーが非協力的や多忙などで、自分も仕事をしているのにワンオペ育児を余儀なくされている人もいるでしょう。また、子供が多いとパートナーと2人でも面倒を見るのに手が回らないこともあります。

一方、仕事において、時短なのに人手不足で過剰な仕事を任せられたり、フルタイムであっても育児に関われないほど多忙だったりする職場もあります。

困ったときに適切なサポートを受けられないと、子育てと仕事を両立するのは一層困難になるでしょう。

 

2.子育てと仕事のバランスのとり方

子育てと仕事を両立することは難しいですが、不可能ではありません。子育てと仕事のバランスをとる効果的な方法について3つ紹介します。

 

 01.優先順位を決める

何を優先するか、家族の中での優先順位を決めておくことは子育てと仕事のバランスをとるのに効果的でしょう。

家族によって優先順位の考え方は違いますが、筆者の家庭の一例を示します。

 

スペック

・ママ:時短9~16時勤務。基本的に在宅勤務(通勤片道5分)、週1回程度外勤(通勤片道1.5時間)。

・パパ:フルタイム8~17時勤務。職場で勤務(通勤片道15分)。大黒柱。

・子ども:0歳児クラス保育園入園。7:00~18:00保育可能。

 

優先順位

①子供②ママの外勤③パパの仕事④ママの在宅勤務

 

結論

・子供がまだ小さいため基本的に8:30~16:30で保育園に預かってもらう。

・基本的にはパパの仕事に影響がないよう、ママの在宅勤務の前後で子供の送迎をする。

・ママの外勤日はクライアントの予定にも影響があるため、日程を事前に共有してパパに送迎を依頼する。

・それが難しい場合は子供を保育園に預ける時間を延長する。

 

優先順位は家族の年齢やライフスタイルによっても変わるので、都度家族で話し合えるとよいですね。

 

 02.プライベートな時間を作る

プライベートな時間を作ることも、子育てと仕事のバランスをとるのに重要です。

 

24時間子育てと仕事をしていることは確かですが、子育てや仕事から離れる時間をとりプライベートな時間を作ることはできます。

子育てにおいては、パートナーや親などにしばらく子供を見てもらうことができるでしょう。また、仕事においては、有給休暇を利用して時間を確保することができます。プライベートな時間を確保して自分自身のことに集中することが大切です。

 

筆者の家庭では、休日にパパと交代で子供を見て、それぞれ自分の間をとっています。マッサージに行ったりカラオケに行ったり、好きなことがしてリフレッシュしています。また、子供の行事などで午後から休みになる場合、終日有給休暇をとることもあります。お迎えの前にひとりランチに行き、気分転換をしています。

 

プライベートな時を大切にし、気持ちをリフレッシュしてから子育や仕事に取り込むことで、より充実した日々を過ごすことができるでしょう。

 

03.家族や職場、公的サービスのサポートを受ける

周囲のサポートを受けられる体制を作ることは、子育てと仕事のバランスをとる上で非常に重要です。家族や職場、公的サービスなど、頼れるものはたくさんあります。

 

子育てにおいては、家族や親に協力してもらうことがあるでしょう。それ以外にも保育園を利用したり、ファミリーサポートなど一時預かりを利用するなど、多くの選択肢があります。

仕事においては、職場に相談することで柔軟に対応してもらえる可能性もあります。家でもできる仕事であればリモートワークを提案する、勤務時間でこなせないときは業務改善をお願いするなど、相談してみるのもよいですね。もちろん、権利だけ主張するのではなく、自分自身も業務に真摯に取り組むことが重要です。

 

筆者の場合、パパが半年海外に行くことが決定しワンオペになることが予想されたため、事前に周囲のサポートを受けられる体制を整えました。

  • 保育園入園を検討
  • ファミリーサポートを依頼
  • ベビーシッターを把握
  • リモートワークで働けないか相談

平日は保育園に子供を預け、リモートワークで勤務、休日に自分の予定を入れたいときにはファミリーサポートにお願いするという体制が整いました。このおかげで、ワンオペ生活でも限界を迎えずに過ごせています。

 

周囲のサポートを受けられる体制を作っておくことで、子育てと仕事のバランスがよくなるでしょう。

 

3.子育てと仕事の両立に役立つ考え方

子育てと仕事を両立するために、知っておきたい考え方を2つ解説します。

 

 01.自分自身を大切にすること

自分自身を大切にすることは、子育てと仕事の両立に役に立つ考え方の1つです。

 

子育てをしていると、どうしても子供のことが優先になってしまいます。仕事もしつつとなると、より自分のことはおろそかにしてしまいがちですね。

しかし、子育てと仕事を両立し続けるためには、自分がまず健康でないといけません。身体的、精神的、そして感情的な健康を維持するためには、自分の時間を確保したり、周囲のサポートを受けたり、適度な運動・睡眠・食事をとることが重要です。

また、自分自身を大切にすることは、子どもにも良い影響を与えます。親が健康で幸せであることは、子どもにとって安定した環境で過ごせるため、自信を持って成長することができるためです。

 

自分自身を大切にすることは、この先も続く子育てと仕事を両立するために、自分にとっても子供にとっても重要です。

 

 02.完璧主義を捨てること

完璧主義を捨てることも子育てと仕事を両立するために役立つ考え方です。

 

子どもにあげるご飯は手作りがいい、子どもにテレビを見せたくない、仕事は細かいところまで把握するなど、こだわっているところが人それぞれあるでしょう。ですが、それは時に自分を追い詰めることにもなります。

完璧を求めるとストレスが増え、自分の時間や健康を犠牲にしてしまうこともあります。そうならないためにも家事や育児、仕事などの優先順位を考え、自分にとって重要なことに時間を使うことが大切です。また、周囲のサポートや協力を受けることも助けになります。

 

完璧主義を捨て、多少のことは「まあいっか」と力を抜くことは非常に重要です。自分に合ったスタイルで子育てと仕事を両立することで、より充実した生活を送ることができます。

 

4.まとめ

子育てと仕事のバランスのとり方について解説しました。

優先順位を決め、プライベートな時間を確保し、周囲のサポートを受ける体制を作ることで、子育てと仕事を両立しやすくなるでしょう。また、自分のことを大切にし、完璧主義は捨てるという考え方も重要です。

 

これから先も子育てと仕事は続きます。自分に合ったやり方で、楽しく子育てと仕事ができるといいですね。