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【やる気なくなる】上司からマイクロマネジメントを受けました

「マイクロマネジメント」という言葉をご存じでしょうか?

本記事では筆者が受けた体験談をもとに、具体例と対策方法について解説します。

 

目次

1. マイクロマネジメントとは

2. マイクロマネジメントの具体例

  01. 過剰な報告を強要

  02. 必要のない細かいところまで確認する

  03. 仕事を任せない

3. マイクロマネジメントを受け流す対策方法

  01. 客観的な目線で業務を見直す

  02. 修正の記録を残す

  03. 安心させてあげる

4. まとめ

 

1. マイクロマネジメントとは

マイクロマネジメントとは、「管理者である上司が部下の業務に強い監督・干渉を行うこと」です。

こう聞くだけでげんなりしますね。

筆者が受けた具体例を挙げていきたいと思います。

 

2. マイクロマネジメントの具体例

 01. 過剰な報告を強要

「毎日情報が更新され、更新されたものが適切かを確認する業務」を筆者が担当していました。

適切でない場合は上司から窓口へ連絡してもらう必要があります。

会社的には、可能な範囲で確認して適宜進める方針でした。

ですが、この業務について上司から「土日も報告するように」と強要されました。

報告を忘れると、次に顔合わせた時に「なぜ忘れたのか、そんなこともできないのか」と長時間説教されました。

そのため、旅行先へも社用PCを持っていき、毎日報告を続けていました。

もちろん給料は出ません。

 

 02. 必要のない細かいところまで確認する

資料の確認では、「ここのフォントが違う」「ここに半角を入れるべき」など、

とても細かいところまで確認、指摘されました。

本筋としては、内容が伝われば問題ないので、

他の上司からは指摘されないようなところも意気込んで確認されていました。

また、「確認=ダメ出ししないといけない」とも思っておられるようで、

文章の校閲の度に言っていることが変わることも多々ありました。

「Aという言い方のほうがいい」→「やっぱりBのほうがいいかな」→「Aを使うのが普通じゃない」ということも日常茶飯事でした。

そのため、何度も修正が発生し、残業になることも多々ありました。

 

 03. 仕事を任せない

筆者は、確実にできそうな仕事のみ依頼されることが多かったです。

たまに、少しレベルが高い仕事を任されたときに、少し手間取ってしまったために、

「なぜそんなこともちゃんとできないの?やっぱり任せられない」と怒られていました。

そのため、できる仕事の範囲が限られ、同じことの繰り返しばかりになっていました。

さらに、上司の仕事は減ることはないので余裕もなくなり、

部下であった筆者に対してのあたりも強くなる悪循環に陥っていました。

 

3. マイクロマネジメントを受け流す対策方法

 01. 客観的な目線で業務を見直す

業務をする際に「必要性」を客観的に判断することが効果的です。

土日返上してまで報告業務をする必要があったのでしょうか?

土日休みの会社だったので、筆者が「土日にも報告」しても、上司は窓口に確認することはありませんでした。

上司の言い分としては、「状況を事前に確認しておきたい」というものでした。

この状況より客観的に判断すると、「土日の報告」でも「月曜にまとめての報告」でも、

上司からの窓口への連絡は月曜日になるので「土日の報告」をする必要性はほぼないと考えられます。

 

当時の筆者は怒られたくないため思考停止しており、上司が変わるまで業務を続けていました。

冷静に考えると全く必要ない業務ですね。

 

 02. 修正の記録を残す

資料を確認してもらったときに、必ず「修正の記録」を残すようにしましょう。

何度も業務をする中で、どこをよく指摘されるか、上司のマイルールなどが見えてくるでしょう。

あとは資料作成する際に、気を付けて作成しましょう。

ある程度受け入れるスタイルですが、これで筆者の残業は少し減りました。

 

言っていることが変わる件についても、上司に確認してもらう際に「校閲ツール」のコメントで、

「Aとしていたが上司さんの指摘よりBとした」など記録を残しましょう。

記録があれば、A→Bまではあっても、B→Aに戻ることはないでしょう。

これで少しは修正の負担が減るでしょう。

 

 03. 安心させてあげる

上司は部下が失敗するのが不安なので仕事を任せたくない可能性が高いです。

ですので、不安を除いて「安心」させてあげることが必要です。

 

メンタル的に余裕がある場合の対応方法は下記です。

自分がやっているより少し難しい業務をシミュレーションしましょう。

その業務がスムーズにできそうになったら、上司に「その仕事やらせてください」と声掛けしましょう。

上司の前で業務を済ませ、「よろしければこちらの業務今後も担当したいです」と仕事への姿勢をアピールします。

これの繰り返しで少しずつ仕事を任せてもらえるようになるでしょう。

 

当時の筆者は怒られたことでネガティブになり、持っている以外の仕事へは消極的でした。

上司が変わった後には、自分から「その仕事やります」と言えるようになったため、気力がなかったのだと思います。

 

本来「上司の不安」は上司の問題なので、部下がどうにかする必要はないのですが、

よりよい職場環境にするために、メンタルに余裕がある場合は気にしてあげるとよいでしょう。

 

4. まとめ

マイクロマネジメントを受けると、仕事が楽しくなくなります。

メンタルも落ち込みますし、仕事への意欲もダダ下がりです。

仕事はある程度の裁量権があるほうが、自由に積極的に効率よくできるものです。

 

部下を持つ立場になると、自分の指導方法にも気を付けたいものですね。

目指せ!テキドナマネジメント!